1946年4月に録音された音楽

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1946年4月に録音された音楽

1946年4月は、戦後世界の制度再編が各地で具体化した月でした。4月1日、マラヤ連合(Malayan Union)が発足し、東南アジアの植民地統治は新段階に入りました。4月5日、日本では連合国対日理事会(Allied Council for Japan)が初会合を開きました。4月8日、フランスでは電力・ガス国有化法によりフランス電力公社(Électricité de France)とフランスガス公社(Gaz de France)が創設されました。4月10日、第22回衆議院議員総選挙が行われ、女性が初めて国政選挙で投票しました。4月16日、米国ニューメキシコ州ホワイトサンズでV-2ロケットの初打上げが実施されました。4月18日、国際司法裁判所(International Court of Justice)が初会期を開き、同日、国際連盟(League of Nations)総会は解散決議を採択しました。文化面では、4月25日に映画『ギルダ』(Gilda)が米国で公開されました。

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1946年4月の録音に関する情報のまとめ

1946年4月の録音関連資料では、主要レコード会社が新譜案内、販促資料の発行、販売網の補強、契約獲得、発売企画と公演催事の連動を進めていたことが確認できます。現存資料からは、コロムビア・レコーディング・コーポレーション(Columbia Recording Corporation)、ラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ(Radio Corporation of America)のアールシーエー・ヴィクター部門(RCA Victor Division)、キャピトル・レコード社(Capitol Records, Inc.)、ミュージクラフト・レコード社(Musicraft Records, Inc.)、ソノラ・ラジオ・アンド・テレビジョン社(Sonora Radio and Television Corp.)のソノラ・レコード(Sonora Records)、ディスク・レコード(Disc Records)の当月活動が読み取れます。

コロムビア・レコーディング・コーポレーション

1946年4月、コロムビア・レコーディング・コーポレーション(Columbia Recording Corporation)については、『コロムビア・マスターワークス 1946年4月号』(Columbia Masterworks April 1946)の現存が確認できます。さらに、米国議会図書館(Library of Congress)のジョン・ディー・リード文書(John D. Reid Papers)には、「New Columbia popular records, April 1946」と「Columbia promotion news, April 1946」が記録されており、クラシック分野とポピュラー分野の双方で同月の新譜・販促資料が展開されていたことが確認できます。

アールシーエー・ヴィクター

1946年4月、ラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ(Radio Corporation of America)のアールシーエー・ヴィクター部門(RCA Victor Division)については、米国議会図書館(Library of Congress)のジョン・ディー・リード文書(John D. Reid Papers)に「RCA Victor red seal records, April 1946」が記録されています。これにより、同部門が1946年4月にレッド・シール系商品の月次資料を展開していたことが確認できます。

キャピトル・レコード社

1946年4月6日付『ザ・ビルボード(The Billboard)』では、キャピトル・レコード社(Capitol Records, Inc.)に関する業界動向の中で、スクラントン・レコード・カンパニー(Scranton Record Company)関連の再編が扱われています。4月資料からは、同社が戦後の需要拡大に対応するため、製造基盤に関わる動きを業界上の重要事項として進めていたことが確認できます。

ミュージクラフト・レコード社

1946年4月27日付『ザ・ビルボード(The Billboard)』は、ミュージクラフト・レコード社(Musicraft Records, Inc.)がボストン地区とバッファロー地区の販売体制を補強し、同社の販売網が16地区に達したと報じています。少なくとも同月の資料上、同社が流通網の拡張を進めていたことが確認できます。

ソノラ・レコード

1946年4月20日付『ザ・ビルボード(The Billboard)』では、ソノラ・ラジオ・アンド・テレビジョン社(Sonora Radio and Television Corp.)のソノラ・レコード(Sonora Records)が、ザ・ヴェルヴェトーンズ(The Velvetones)と契約したことが報じられています。これにより、同社が1946年4月時点で新たな演奏団体の獲得を進めていたことが確認できます。

ディスク・レコード

1946年4月20日付『ザ・ビルボード(The Billboard)』では、ディスク・レコード(Disc Records)がタウン・ホール(Town Hall)公演を後援し、同時期のアルバム発売と連動させた催事を展開していたことが報じられています。1946年4月の資料からは、同社が録音物の販売促進と公演企画を結び付けていたことが確認できます。