1947年9月に録音された音楽

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1947年9月に録音された音楽

1947年9月は、戦後秩序の制度化と社会制度の再編が進んだ月でした。9月2日、米州相互援助条約(Inter-American Treaty of Reciprocal Assistance)が採択され、西半球の集団安全保障体制が明文化されました。9月9日、アルゼンチン共和国(Argentine Republic)では女性の政治的権利に関する法律第13,010号(Ley 13.010 – Derechos Políticos de la Mujer)が成立しました。9月11日–17日にはロンドンで国際通貨基金(International Monetary Fund)と国際復興開発銀行(International Bank for Reconstruction and Development)の第2回年次総会が開かれました。9月15日にはイタリアとの平和条約(Treaty of Peace with Italy)が発効し、9月18日には中央情報局(Central Intelligence Agency)が正式に発足しました。文化面では、9月に第2回カンヌ国際映画祭(Festival de Cannes 1947)が開催されました。9月29日にはニュルンベルク継続裁判第9号事件(Subsequent Nuremberg Proceedings, Case #9: The Einsatzgruppen Case)で証拠調べが始まり、9月30日にはパキスタン(Pakistan)とイエメン(Yemen)が国際連合(United Nations)に加盟しました。

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1947年9月の録音に関する情報のまとめ

1947年9月の録音産業では、戦後市場の再編を背景に、価格政策、経営人事、アルバム制作、販売促進をめぐる動きが確認できます。コロムビア・レコーディング・コーポレーション(Columbia Recording Corporation)はレコード価格を改定し、キャピトル・レコード(Capitol Records)では経営陣の交代が報じられました。デッカ・レコード(Decca Records)は著名歌手によるアルバム制作契約を進め、ラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ(Radio Corporation of America)アールシーエー・ヴィクター部門(RCA Victor Division)は新作アルバムを販促資料で紹介しました。マーキュリー・レコード(Mercury Records)は、所属アーティストを前面に出した公演告知を展開しています。

コロムビア

コロムビア・レコーディング・コーポレーション(Columbia Recording Corporation)は、1947年9月2日発効の価格改定を実施しました。業界紙『ビルボード(The Billboard)』1947年9月6日号によれば、従来60セントのレコードは75セントへ引き上げられ、12インチのポピュラー盤は1ドル、10インチのマスターワークス盤は1ドル、12インチのマスターワークス盤は1ドル25セントとされました。同記事では、税負担を同社が吸収すると説明されています。

キャピトル

キャピトル・レコード(Capitol Records)では、1947年9月に経営陣の再編が報じられました。『ビルボード(The Billboard)』1947年9月20日号は、グレン・E・ウォリックス(Glenn E. Wallichs, 生没年不明)が社長に就任し、ジョニー・マーサー(Johnny Mercer, 1909–1976)とバディ・デシルヴァ(B. G. DeSylva, 1895–1950)が、それぞれ社長職と取締役会議長職を退いたと伝えています。記事では、ジョニー・マーサー(Johnny Mercer, 1909–1976)とバディ・デシルヴァ(B. G. DeSylva, 1895–1950)が取締役として残ることも示されています。

デッカ

デッカ・レコード(Decca Records)は、1947年9月時点でハリー・リッチマン(Harry Richman, 1895–1972)によるアルバム制作を進めていました。『ビルボード(The Billboard)』1947年9月20日号は、ハリー・リッチマン(Harry Richman, 1895–1972)が自身の代表曲をまとめたアルバム制作の契約を結び、当時のハリウッド滞在中に録音を行う予定であると報じています。

アールシーエー・ヴィクター

ラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ(Radio Corporation of America)アールシーエー・ヴィクター部門(RCA Victor Division)は、1947年9月号の販促誌『アールシーエー・イン・ザ・グルーヴ(RCA In The Groove)』で、テックス・ベネキー(Tex Beneke, 1914–2000)とミラー・オーケストラ(Miller Orchestra)によるアルバム『Prom Date』を紹介しました。同誌では、大学生層やダンス音楽の愛好者に向けた商品として同アルバムが扱われています。

マーキュリー

マーキュリー・レコード(Mercury Records)は、1947年9月19日にシカゴのホテル・シャーマン(Hotel Sherman)内カレッジ・イン(College Inn)で行われる公演に、同社関係アーティストを集中的に起用する構成が報じられました。『ビルボード(The Billboard)』1947年9月20日号では、パティ・ペイジ(Patti Page, 1927–2013)、フランキー・レイン(Frankie Laine, 1913–2007)、ジョー・メティス(Joe Metis, 生没年不明)の楽団が挙げられています。