1906年4月に録音された音楽
1906年4月は、国際政治ではアルヘシラス会議(Algeciras Conference)が1906年4月7日に最終議定書(通称:アルヘシラス協定)へ署名し、第一次モロッコ危機の調整がいったんの区切りを迎えました。自然災害ではイタリア王国でヴェスヴィオ山(Mount Vesuvius)の大規模噴火が1906年4月に発生し、同月には北アメリカでも1906年4月18日05:12(現地時刻)にサンフランシスコ地震(1906 San Francisco earthquake)が起き、地震後の火災が被害を拡大させました。文化・社会面では、アテネで1906年中間大会(1906 Intercalated Games)が1906年4月22日に開会し、国際競技大会の運営慣行に影響を与えたと整理されています。宗教史ではロサンゼルスでアズサ通りリバイバル(Azusa Street revival)が1906年4月に始まった出来事として広く参照されています。政治制度面では、ポルトガル王国で1906年4月29日に下院議員選挙が実施されたことが、公的アーカイブ資料として確認できます。
この月の確認されている録音:0曲
1906年4月の録音に関する情報のまとめ
1906年4月の商業録音・販売(少なくとも一次資料で確認できる範囲)では、ナショナル・フォノグラフ・カンパニー(National Phonograph Company)が業界向け機関誌で、エジソン・ゴールド・モールド・レコード(Edison Gold Moulded Records)の新譜供給を月次で運用していたこと、ならびに工場設備の増強計画(「1906年4月中に着工する」旨を含む)が記述されていることが確認できます。また、エジソン・グランド・オペラ・レコード(Edison Grand Opera Records)については、1906年5月1日開始の第2リスト告知や販促物(サプリメント)方針が同号で示されています。
H3:エジソン・ゴールド・モールド・レコードの1906年5月新譜(1906年4月号の予告リスト)
1906年4月号(第4巻第2号)には、エジソン・ゴールド・モールド・レコード(Edison Gold Moulded Records)の「1906年5月」出荷予定の予告リストが掲載されています。リストは複数ジャンルにわたり、ジョバー(卸)宛の発注期限・出荷目安(「5月1日頃」)といった流通運用もあわせて示されており、同社が月次の新譜投入を前提に供給計画を組んでいたことが一次資料で確認できます。
ナショナル・フォノグラフ・カンパニーの工場設備拡張(1906年4月中の着工計画を含む)
1906年4月号には、ナショナル・フォノグラフ・カンパニー(National Phonograph Company)の工場・オフィス拡張計画に関する記述があり、1906年4月中の工事着手計画を含む説明が掲載されています。生産体制と物流体制の拡大を確認できる一次資料です。
エジソン・グランド・オペラ・レコード第2リストの告知(1906年4月号掲載)
1906年4月号には、エジソン・グランド・オペラ・レコード(Edison Grand Opera Records)の第2リストを1906年5月1日に出す旨の告知が掲載されています。販促用サプリメントの案内を含め、同シリーズの継続展開方針を確認できる一次資料です。
